前回のコラムで「姿勢と心のつながり」について書きました。
背骨が整うことで、身体だけでなく気持ちも前向きになりやすい、というお話でした。
今回はその続きとして、
「ストレスが首肩こりにどう影響するのか」を背骨の視点から考えてみます。
姿勢が良くても凝る理由
首や肩のこりは、多くの場合、頭の位置や肩甲骨のバランスの崩れから起こります。
頭が前に出ると、首や肩の筋肉が常に頭を支える状態になり、負担が集中します。
しかし、姿勢を整えていても凝ることがあります。
その原因の一つが「ストレス」です。
私たちの身体は自律神経によって無意識にコントロールされています。
・交感神経(緊張・活動モード)
・副交感神経(回復・リラックスモード)

強いストレスや怒り、不安、忙しさを感じると、交感神経が優位になります。
ストレスで首が硬くなる理由
交感神経が優位になると、身体は防御モードに入ります。
・筋肉が無意識に緊張する
・血管が収縮する
・血圧は上昇する
特に首は重要な部位のため、本能的に守ろうとして肩に力が入りやすくなります。
その結果、首肩まわりの筋肉が硬くなり、
血流が滞り、慢性的なこりへとつながっていきます。
背骨が整うと、緊張は抜けやすくなる
自律神経は背骨の中を通る神経系と密接に関係しています。
頚椎や上部胸椎の動きが悪くなると、緊張状態が続きやすくなります。
姿勢の崩れだけでなく、
ストレスによる神経の緊張と背骨の可動性低下が重なることで、
首肩こりは慢性化していきます。
だからこそ、筋肉だけでなく「背骨の動き」から整えることが大切です。
背骨のバランスが整い、呼吸が深くなると、
身体は自然とリラックスしやすい状態へと切り替わります。
首肩こりを根本から見直す
首肩こりは単なる筋肉の疲労ではなく、
・姿勢
・ストレス
・自律神経
・背骨の機能
が複雑に関係しています。
もし長年首肩こりで悩まれているなら、
「背骨の働き」から見直してみることも一つの選択肢です。
身体がゆるむと、気持ちも少しゆるむ。
背骨を整えることは、不調を抱え込みにくい身体づくりにつながります。
お悩みの方は、いつでもご相談ください。